変わる!
「自己啓発」の本を読むのは簡単だ。
ただし「自分を変えること」はむずかしい。
なによりモチベーションを保つことが「壁」になる。
ずっとこのブログで考えてきたけれど、「自分が本当はなんでありたいのか」を見つけることが一番大事だ。
これをなしにして、「変わる」ことはできない。
「戦争根絶」をめざし続けた刹那・F・セイエイだけが、イノベイターに変われたように。
自分の本当の望みがどうやらビジネスマンではないらしいことは気づいた。
そうした自己啓発はやっても意味があるとどうしても思えなかったので、いくら啓発本を読んでもちからにはならない。
「お金儲け」というのもちがう。
知的生活を営むのに足りるお金と時間があれば、自分としては大満足ということなので、それ以上の欲はかけないし、持てない。
「知的好奇心」と「研究意欲」のほかは欲しいものがない――他の欲望は、これを実現するための「道具」と割り切っている。
だから、自分の欲望=願いをかなえるには、「知的欲望」を生み出している源泉の「欲」をみつける必要がある。
それこそ、「哲学する」ことではないか。
実用的なビジネス本の読書から、しばらく離れて「世界とは」「自分とは」を考える読書をしたいと思います。