solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

コマンド名は破壊せよ

旧PCのデータ消去をする。
ほぼ丸一日ついやしてしまった。


理由は、このマシンがWindows 3.1機だったこと。
起動する方法を忘れていた上に、ハードディスクが認識できなかった。


そもそも内蔵ハードディスクのデータを消去(削除ではなく、データをゼロで上書きする)のが
目的だから、ハードディスクが認識できないのでは話にならない。


いろいろ試してみて、SCSI ハードディスクをつなげていたことを思い出した。
こちらを接続する方法がまた分からない。
単純にケーブルを接続するだけではダメだった。
いろいろ試しているうちに起動できたが、ほんとうの理由は長年通電しなかったことによる電子機器の不調だったんじゃないかと思えてならない。


起動はできたが、データ消去の問題はまだ残っていた。
マシンがあんまり古すぎるので、市販ソフトがみつからず、ネットでフリーソフトを探した。


見つけたのは、Destroyというすぐれもの。
ここにある。

http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se196626.html


ところが、マシンで起動フロッピーを作ると、プログラムがリードエラーを起こす。
圧縮ファイルに同梱されていたフリーOSでディスク イメージを作らないと
ソフトウェアが動作しない。
ここまで試してすでに午後9時30分。


"destroy" という物騒なコマンドを打ち込むと、ブルーの画面にDOSメニューが立ち上がった。
この背景がおなじみのブルースクリーンと同系色なのには、いやな気分がした。
今回データ消去するWindows 3.1 でさんざんお目にかかったブルースクリーン
首尾はいかに!と、固唾をのんでいたら、あっけなく処理はおわった。
よかった、よかった。


あと、処理するマシンは2台。
キーボード接続ができない Windows 98 マシンは厄介だが、Windows Me マシンはすんなり片付くと読んでいる。


キーボード接続の備品を手配したが、届くのは来週だ。
どうやら、来週もこんな作業をしなければならない。