サンスクリット
今日はタイ語と並行して、サンスクリットを復習した。
デーバナーガリ文字ではなく、アルファベットでの勉強。
音韻変化の学習で、文法書の半分が終わるのが、この言語。
統語論に終始して復習したのが良かったと思う。
それにしても、外国語は楽しい。
言葉とは、エロスである。
精神愛であるアガペーとは違う即物的なエロスの世界。
それに惑溺するのはむべなるかな。
「コトバ」とは、音声と視覚を介した始原世界の回帰である。
この世界を「黄金時代」とオカルトではいう。
シニフィアンとシニフィエだけの世界。
エヴァンゲリオンでいうLCLに補完される世界。
それは甘美な悪夢であり、全一性への還元。
神話思考への回帰。退行である。
それを振り捨てることが智性の獲得であるのだが、意識的退行としての言語習得の快楽は反面として智性の獲得と進化でもある。
この二元性は止みがたい。
だから、ネコが好きということか。。。。