solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

英語遣いの間には深い川がある

英語もいろいろだ。
このところ法律英語のチェックをしている。


一昨年からはじめたが、慣れてきたおかげでいろいろ分ってきた。


法律用語は日本語でさえ、特別な用法がたくさんある。
英語となると、法律英語を勉強した人間でないと理解不能だろう。
たぶん、用語の使いわけがぜんぜん分らないはずだ。



実は、そういうクライアントがいて、悩まされている。
英語はできるのだが、法律用語をまったくご存じない。


「この訳語はヘンだ。(訳例をいう)こうしたほうが読みやすい品質の高い訳文だぞ」
(それは、まるっきり意味が違うっちゅーに!)
「お言葉を返すようですが〜、(なるべく丁寧かつ丁重に説明する。以下略)」
「ふーん、今いったことを文書で提出してよ」
「。。。。。。」


まったく法律英語も日本の法律用語も知らない人に、何をどう説明したらいいのか。
うーん、あたまが痛い。
どうせいっ、ちゅーの。