オランダ語
翻訳の仕事をしているとみょうな注文が舞い込む。
「この言語が何か分からないけれど、翻訳してほしい」といういささか間抜けな話もある。
お客様には失礼だが、つい−−笑える。
かつて、自分もやったことがあった。
頼む方は必死だが、翻訳会社もメンツがかかるので、わからないとはいえない。
今度は自分の番だった。
で、その外国語とは−−オランダ語だ。
すぐに分かったが、さらりと訳すわけにはいかないので、インターネットで辞書検索をして、
確証をつかんで試訳してご報告した。
さいわい注文がきたので、翻訳者に依頼した。
しかし、いつも辞書検索するのでは身がもたない。
図書館でこんな本を借りた。
- 作者: 戸部実之
- 出版社/メーカー: 泰流社
- 発売日: 1995/02
- メディア: 単行本
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白水社エクスプレスでオランダ語入門書をすませたが、すっかり忘れていた。
年齢のせいではなく、これはただの不勉強。
ik = I
u = you
dat = that
kan = can
niet = not
hebben = habe
わたしのオランダ語のボキャブラリは、この程度だった。
あらためてこの本を読み直すと、けっこう楽しい。
下手の横好きが、「ぼくの悪い癖」なんであります。