solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

工学機械の翻訳(続き)

昨日は一日かかって、工学機械の翻訳をしあげる。

見本の日本語カタログを誤読して、部品名称を間違えたらしい。
おかげで文意が全く通らなくなっている。
本人も混乱しながら、申し送りでいろいろ補足しているが、事態はますます悪化した。

 

 

努力しているのはわかるが、内容がわかっていないのは丸わかりだ。
ここが技術翻訳の恐ろしいところ。

調査力が最終的な成果物の品質を決定する。

 

調査力をつけるには、ネット検索だけでは足りない。
参考書を自費で購入して、日頃から担当産業分野の知識を蓄積する必要がある。
フリーランスの翻訳者には、自己学習が難しい。

 

翻訳者は自己防衛のために、オンサイトで仕事したほうが得だと思う。
営業と翻訳学習(スキル向上のため)を両立することはかなり難しい。