solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

タイ語と東京散歩読書

タイ語の勉強はつづいている。


息抜きに『タイ語でタイ化』(下川祐治)を読む。
ひたすら暗記しているタイ語のフレーズには、こんな裏があったのかと笑える。


真面目だけでは、東南アジア方面の言葉を学ぶのは難しい。(笑)
趣旨を変えてインドネシアのバリ島についても本を読む。
『バリの休日』(桐原 春子)『かわいいバリ』(山下マヌー・吉岡ともみ)。
中年女子のバリ案内。
まあ、こんなものか。



東京散歩をまとめた本を二冊読む。
タモリのTOKYO坂道美学入門』。著者はご本人だが、フリーライターがゴーストしている様子。
ただ東京の坂道だけを紹介するという、ご本人いわく「暴挙」が心地よい。
ガイドにして、東京散歩をしたい。



『東京さんぽるぽ』(なかだえり)。
よくある東京散歩本の一つ。



そうそうもう一冊読んだ。
『乙女日和』(山崎まどか)。
東京をパリに妄想して書いた半分妄想紀行。
江戸文化の「見立て」を、パリでやってのけた。
乙女趣味につきあえるかどうかが、この本を楽しめるかどうかの分かれ道だ。



しかし発想としては面白い。
この手法を使えば、浅草も所沢もパリ島や、プーケット島になる。
タモリの本と併せて、新しい東京散歩術ができそうだ。



タモリは本の実質的共同企画者の(たぶん)講談社重役といっしょに「東京坂道学会」というのを作っているらしい。
会長は重役で、副会長がタモリの二人だけの冗談学会だが、アイデアは良い。



もうどこかにあるかもしれないけれど、会長兼副会長兼雑用係一人きりの「偽・東京散歩学会」というのをはじめてみようと思う。