solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

かいじゅうの住むせかい

またコップの中の嵐が吹く。


なんとかしてほしい仕事の組み替え。
経営者の趣味もあるし、発注元の都合もある。
ほんとにあたまが痛い。


ものの本によると、幽冥界では巨大な怪獣が突如出没して、亡者たちを苦しめるそうだ。
そう、それが地獄の一丁目


経済のからくりに踏み荒らされている娑婆のここも、やっぱり怪獣が荒れ狂う世界。
わたしたちは逃げ惑う亡者だ。


地獄の怪獣はひとしきり暴れると不意に姿を消し、地獄に平安が訪れる。
亡者たちは煙草をふかし、酒をのみ、女とふざけちらす。
それは、苦痛を忘れさせ、次の苦しみをより新鮮で、鋭いものにするための罠だ。


それもなんとこの世に似ていることか。


地獄は一定住みかぞかし。
まあ、そう思っていた方が気が楽だと。。。。


南無地獄大菩薩!
白隠和尚のぎょろ目が、すこしも怖いどころか、かわいい。
そういう風になっている。生きている。


楽しいと思っているんだろうな、ほんとのところは。。。。