solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

世界に伝える!

福島第一原発の事故は、すごいことになっている。


すらっと原子炉内の水の1000万倍(1立方センチあたり29億ベクレル)といっているが、この数値にどんな意味があるのかさっぱり分からない。


原子炉内の水といってもかなりヤバいのに、その1000万倍だ!
あいた口がふさがらない。


日本と関係ない外国人なら、恐怖するに違いない。
東京だって影響を受けているだろう。


ただし、心配ない、安全というばかりで政府にも東電にも打つ手はないと思う。


たぶんなんらかの障害は東北関東地域では避けられないはず。


たぶん自分自身にも影響は出てくるだろう。


こんなことになったのは、原発原子力のことを真剣に考えてこなかった自分自身に非があると考えている。


原子炉事故の危険がある地域を離れるか、(福島の自己が東京まで影響するとは思わなかったけれど)、原子力発電に反対の立場で行動するか、選択肢はあったはずだ。


いまは原子力発電については、はっきり反対する。
いくら巨大でも営利を目的とする私企業に、国民の生命を危険にさらすような事業は無理だと思う。
日本国にも原子力を管理する機能なぞないとわかった。


なによりも、使用済み核燃料が長期間、循環水で冷やしつづける必要があること、放射能洗浄に使った水が、海にたれながしになることがわかったからだ。


この事実は、恥ずかしながら初めて知った。
きちんと処理しているという「きちんと」の意味をとわず、推進派の言い分を信用してきた自分の愚かさには呆れるばかりだ。


こんな無責任な人たちに、原子力の管理をまかせるわけにはいかない。


代替エネルギーのことを真剣に調べてみようと思う。


今回のことで、ほとほと日本政府と行政には愛想がつきた。
日本で生活する人間がどんなことを英語で世界に発信することがとても大切に思えてきた。


国際社会に援助を求めたリビア国民に深く共感している。