クジラが見るゆめ
散歩していると鴨の群れに遭遇。
記念に一枚。
昨日から五冊の本を読む。
とにかく本が読みたい。
乾ききっている。
今日、読んだのは池澤夏樹の『クジラが見た夢』。
自死したジャック・マイヨールとイルカやクジラと泳ぐドキュメンタリーだ。
クジラは何不自由ない生き物だ。
敵もいないし、餌の心配もない。
かれらの巨大な脳は何を考えている?
宇宙と自分のあり方という壮大な哲学ではないか。
それを歌にして、クジラは仲間と語り合っている。
人間はまだその歌を聴く資格がない。
池澤とマイヨールの結論だ。
地球外生命体(ET)と語り合う前に、ひとはもっと同じ惑星の生き物たちと対話しなければならない。