solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

今日という日をつかむ





 時間管理ツールの見直しをしている。
 熊谷手帳も、7つの習慣も使えない。
 あの大学教授の手帳もだめだ。日刊イトイも使えない。


 直線型スケジュールでは、ひとつの目標が達成できないときの精神的ダメージが大きすぎる。
 結局、単線型ではなく、図形として行動を管理するという考えがいちばん良いように思う。
 受験・資格勉強と違って、目標を複数設定してこなしていくためには、単線型時間管理は不可能だと覚った。


 なぜ忙しくスケジュールをこなし、期間設定した目標をクリアしながら徒労感しか手に入らないのか?
 素朴な疑問だが、ポイントをついている。
 このことにやっと気づいた。
 達成が次の行動にどうしてもつながらない。


 この方法の欠陥は、「未来」を志向していて、「いま」をしっかりふまえていない。大切な今という時間をしっかり味わっていない。


 永遠にこない未来に自分を投げかけるだけ。
 シシュフォスの神話そっくりの愚行だった。


 元気がでない。生命が虚無空間に吸い取られていくような感じ。
 原因はまちがったガンバリにある。
 ガンバリの道具である時間管理は、無駄に生命力を吸い取るだけだった。


 そこで松村寧雄 (著) 「マンダラ思考で夢は必ずかなう! 「9マス発想」で計画するマンダラ手帳術 」と、トニー・ブザン (著)「ザ・マインドマップ
を参考にして、9マス発想とマインドマップで、行動管理を見直すことにした。


 昨日から続けているけれど、だんだん気持ちが楽になり、ココロが元気になっていくのを感じる。


 超整理法にしろ、熊谷手帳にしろ、7つの習慣にしろ、ここ何年もやってきたが、いくら自分がたてた目標をクリアしても充実感がなかった。
 みなおしてみたら、40代から今までものすごくいろいろなことを学び、経験し、達成してきた。
 単線型の目標クリアでは、「現在(いま)」を味わうことができない。


 carpe diem (今日というこの日をつかめ)


 生きるポイント、元気の源泉はここにあった!