solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

「英語青年」の休刊

英文学を研究なさっているエラい人たちが読む雑誌「英語青年」が来年3月で休刊するそうだ。


Web で無料記事を公開しつづけるそうで、発行元が研究社だから、エラい人たちにはあまり影響はないだろう。


この雑誌は、大学の先輩で、大学院英文科浪人だった人が愛読していた。
(うっ、いつの話だっ)
アカデミック臭に辟易しつつ、遠くから生暖かい尊敬の目を向けていたものだった。もちろん、雑誌の方に。。。。。


小生は〜っ(以下、アンダーテーカー@黒執事の声で♪)、最初からこの手の立派な雑誌には縁がないので、まるで関係ない話なのだが(すまんです)、出版不況の深刻さをリマインダーするつもりでかいておく。


これまた全然興味関心もないネタだが、週刊誌「読売ウイークリー」も12月1日発売号で休刊らしい。


週刊誌という牙城が崩れたら、出版社や新聞社は相当きついことになる。


戦後の週刊誌ブームは、売上増加をねらった出版社が混乱期の裏ネタで荒稼ぎをねらってはじまったもの。
もうからなければ、消えるのは当然だ。
最初から、出版人の志なんてハイソなものはなかったのだから。


これから、わたしたちは紙ベースの出版業界の死を看取ることになる。