好きだったSF作家
マイケル・クライトンの訃報。
66歳かあ。
医学部出身で、大ベストセラー作家、顔もいい。
天は人に二物も三物も与えるという見本。
運命と才能の不公平を、世界人類に教えた良きサンプルだった。
この人の小説はあまり面白くなかったが、映画になると抜群に面白い。
作家というより、映像畑で活躍したひとのように思う。
アイデアは豊富だった。
電極操作人間、宇宙病原体、遺伝子複製、恐竜のクローン、歴史時代に生き残る原始人類。。。。。。
SF作家でいえば、ジュール・ベルヌのタイプだった。
思索もあるが、冒険小説の鮮やかさ−−「花」があるという意味で。
日本で紹介されはじめたときは、SF作家のくくりだったので、思い出深い。
ハヤカワ ノベルズだったろうか、『アンドロメダ病原体』を読んだのは。
ハインライン、アジモフ、クラークは、テラ級の大御所だしお歳もそれなりだから、訃報を聞いても
別に驚かなかったが、クライトンはまだ若すぎる。