solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

ワンクリック詐欺にあわてない

古巣のセキュリティ会社を訪問した。
ばったり会長と遭遇。ひさしぶりに握手した。
退社してから、七年ぶりか。
ちょっと立ち話をした。


最近、セキュリティ関係の翻訳が多くなり、いろいろ情報収集している。
記憶を新たにして、新しい知識とリンクする。
これがなかなか楽しい。


現在のITセキュリティ業界では、フィッシングとスパイウェアがトレンドだ。
かつて猛威をふるったマクロ型ウイルスは、XP SP2以降に実施されたマイクロソフトのセキュリティ強化プログラムでほとんど被害をあたえなくなった。
(よほど無知で不注意なユーザーが警告を無視して実行し続ければ話は別だが)


スパイウェアについては、来年に発売延期されたWindows Vistaでは侵入不可能になる。
セキュリティ業界としては、次なる脅威があらわれるのが待ち遠しいところだ。


そうなると、フィッシングやソーシャル・エンジニアリングあたりか。
予想とおりの記事があったので、メモ代わりにリンクしておく。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060331-00000073-zdn_ep-sci
人事ではない? 「ワンクリックウェア」の実態


おや、なつかしの渡部章さんではないか。
あの人も元気だなあ。
メインの発言者星澤裕二氏のインタビューもリンクしておこう。


http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0603/31/news063.html
フィッシング問題は表面化していないだけ――セキュアブレイン星澤氏
セキュアブレインのプリンシパルセキュリティアナリスト、星澤裕二氏