solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

気になる隣人、中国

中国の外交攻勢か。
台湾の孤立化と、併合が大目標だから、いろいろな手をうつのは当然だ。


このあいだ近衛文麿蒋介石の和平交渉の書簡がみつかった。
無条件降伏したときに、蒋介石が日本をいろいろ助けてくれたのはこうゆう経緯があったのかと改めて知った。


台湾は日本にとって友好的な数少ない国だから、中国が飲み込もうとしている状況にはこころがいたむ。


台湾人は、どうでもいい人々(アメリカに足がかりがある富裕層)と困る人、併合されたほうがいい人(現体制に不満をもつ分子)といろいろだ。
この緊張関係はいつまでも続かない。
ちょうど三国志の魏と蜀のような関係だ。
やがては、台湾は中国に飲み込まれるだろうが、それがいつどのような形で行われるのか。国際社会は台湾を見捨てるのか。
中国が存在感を強めるにつれ、台湾はいよいよあぶない。
国連といい、国際社会といい、しょせんは金次第の発展途上国ばかりだ。


中国は、どうにも気になる(あぶない)隣人だ。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060402-00000004-mai-int
<中国首相>親台湾国の切り崩し目指す 南太平洋を公式訪問


http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060325/K2006032404100.html
日中和平探った近衛文麿の自筆23枚、鏡台引き出しに