solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

精神鑑定で狂気は判定できるのか

松本智津夫の精神鑑定書が公開された。
詐病ではないかと疑っていたが、(疑わない人がいるだろうか)精神鑑定で病気と判定されるかもしれないと予想していたので、ほっとした。


なにせ松本智津夫はヨガの名人だ。狂気をよそおったり、奇矯な行動をするぐらい朝飯前だ。
弁護団の主張は額面通りには受け取れない。


こころの病には、薬物療法いがいに手はないのではないかと、わたしは思う。
対話療法は、医師と患者と患者家族の気休めに思える。


記事では、こちらが詳しい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060221-00000004-yom-soci&kz=soci
動揺→逃避願望→奇行、松本鑑定の全容が明らかに


こちらはあまり詳しくない。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060221dde041040060000c.html
オウム裁判:松本被告、「自由意思の無言」 弁護団、精神鑑定書を公開


滋賀県長浜市の幼稚園児殺害事件の犯人は、中国にいたときから異常を示していた節がある。
日本で夫と娘に家庭内暴力をふるったあとに通院したが、治療はけっきょく中断してしまったらしい。


精神医学について、調べれば調べるほど、その効能に懐疑的になる。
ひとの狂気をいやす手段など、ほんとうはないのではないか。