solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

妖怪好き

昨日、「妖怪大戦争」をみてきた。


大映版とは全然違う展開だが、妖怪好きなら笑って楽しめる。


そもそも妖怪好きは、「笑い」のセンスだけはたっぷりもちあわせている。
ネットで散見するこの映画に対するネガティブな評価はまったく気にする必要なし。


これは名作である。すくなくとも、妖怪好きにとっては。


気の毒だが、世の中には「笑い」のセンスがないやつもいる。
ただし、笑いのセンスのないやつに面とむかってそれを指摘してはいけない。
血の雨が降るから−−


この映画の大どんでん返しで笑えるか、あきれるか。
それであなたの妖怪度がわかる。


ヒステリックに英雄ぶる人間よりは、脱力した妖怪人間が多い方が世の中は幸せになる。
このことは来週予定されている自民党圧勝のあとに証明されるだろう。


「戦争なんていかんよ、腹がへるだけだ」
という水木しげる大先生(妖怪大翁)のせりふに激しく同意する。
最近、戦争を夢見るひとたちががんばっているから。


ところで、キリンの「一番搾り」を飲んだら、編集者・佐田(=宮迫博之)が妖怪をみえるようになったシーンには笑えた。
タダシ少年が麒麟送子になったからって、それはないんじゃない。(^^)