* 川の水は
家の前を流れる川の水は、寒さが厳しくなるにつれ、いよいよ澄み切ってゆきます。
水晶のような水を眺めながら、川沿いの遊歩道を散歩していると、不思議と嬉しくなる。
正月初めて汲む水を「若水」といいますが、寒さ厳しいこのごろの水はなんとなく若々しい感じです。
さいきん紅茶を好むようになって、水が気になります。
といっても浄水器で水道水を飲んでいるだけですが、「紅茶道」の先達によると、水道から汲みたての水ではないとダメだそうです。
まだそこまでいっていないので、ポットのお湯にティーバッグでいれています。
ティーポッドをかかげて空気を含ませるように、上からそそぐことは心がけていますが。
水と縁が薄い地域は不幸だそうです。
水に恵まれた国に生まれ合わせた幸福を、紅茶とともに味わっています。