solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

* 宇宙遊泳

カネボウという会社の言語センスには笑えた。
架空取引を「宇宙遊泳」といいだしたのが、1997年ころらしい。


毎日新聞の記事ではいまいちよくわからないが、とにかく20世紀も終わりになって
「宇宙遊泳」という1960年代のはやり言葉をもちだすあたり旧経営陣の
センスの悪さが光っています。


こんな人たちだから、会社に522億円の損失をかぶせることになる。
悪意というより「無能」のなせるわざ。


隠語ひとつみても、旧経営陣の能力の低さは歴然です。
言葉はおそろしい。
おのずと事態を表してしまうものです。