solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

夢ばなし

波津彬子の雨柳堂夢咄の単行本13巻を読む。


いったんは打ち切りかと思っていたシリーズの最新作。


今年の1月にでて、文庫になるのを待ちかねて買った。


人間かあやかしか分からない主人公蓮(レン)は年を取ることもなく、霊狐たちに骨董を売り、亡霊たちの憑き物落としをやっている。


蓮の店にたむろする「物怪(つくもがみ)」もかわいい。


こんな店主がいる骨董屋の物怪なら、いっそ人間よりも楽しいだろう。


写真は雨柳堂を気取った花瓶と椿の実。


これをみながら抹茶をたててみた。