solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

逝く年狂う年

solon2009-12-31

今年も今日いちにち。


夜はDynamiteか、紅白か。
「行く年来る年」まで酒を飲むことになりそう。
逝く歳狂う年にならないように、用心しようと思う。


先日から「坂の上の雲」を再読している。
NHKドラマは、予想したとおり、かなり原作にないエピソードを創作している。
司馬作品の弱点は、絵になるシーンが少ないこと。
映像化した司馬作品が原作以外の多くの司馬作品からエピソードを集めて脚本化されるのは当然だ。


戦国時代や幕末なら、同時代を扱った司馬作品がたくさんあるから楽だろうが、明治期をあつかった作品は「坂の上の雲」だけだ。
脚本家の苦労がしのばれる。


今日は大掃除がないから、英語の本でも眺めようと思う。
”BUSHIDO”(新渡戸稲造)を読むつもり。
皆様、よいお年を。