solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

華麗なるスパイは傑作

華麗なるスパイ」最終回を見た。
チープな作りが70年代テイストをかもしだす逸品。
これの楽しさがわからないのは、通じゃないねぇ。


なんの通かって。
そりゃあ、2次元通(テレビ小僧ともいう)でしょう(笑)


特撮ファンが熱愛する「謎の円盤UFO」のまんまでしょう的なスタジオ設定。
リアルタイムでみたネット現役世代なんぞいない「タイムトンネル」「それいけスマート」「ナポレオン・ソロ」を連想させる冷戦時代のオールド・タイプのスパイ。


それに柄本明演じるミスター匠のセットは、やっぱり昭和ライダーだったり。。。。。


脚本は「踊る大捜査線」の君塚良一
経歴をみると、「太陽にほえろ!」の脚本も書いていたのか。
七曲署のデニム刑事(笑)か。。。。。。なんじゃこれーっ♪


ボスの霧島が狙撃にショットガン(!)を使って、「団長」と口走るのもあれですな。
テーマはまんまだったし。。。。


チープな作りだったが、科白がよかった。
泣かせる科白をいうところが、鎧井京介の自己催眠をつかった芝居というあたり、脚本家の美学を感じます。


このドラマはいい。
ネットでの評判は良くないみたいだが、そんなのはなんにもわかっちゃいないです。