solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

死んだ週末、復活はいつか

週末は完全休養だった。
本を三冊読んだ。


こちらは、映画モスラの原作。脚本決定稿は別の本で読んだが、小説は今回初めて読んだ。
平成版のモスラシリーズや、モスラ対ゴジラは、原作小説のアイデアを活用していることを再発見。
モスラが反宇宙へ消えるラストシーンは、時代を考えると先見性が光る。


発光妖精とモスラ

発光妖精とモスラ



これは英語教育者漱石の業績を調査したもの。
留学中に壊れたイメージと異なり、漱石が英語の達人であったことがわかる。
それにしても、受験英語を作ったのが漱石と同時代の英語達人、岡倉由三郎(天心の弟)の弟子たちであったとは!


英語教師 夏目漱石 (新潮選書)

英語教師 夏目漱石 (新潮選書)



ファンタジー作家として気を吐く荻原規子のデビュー作。傑作だ。
いまや大人気の作者にあらためて注目したい。


空色勾玉 (トクマ・ノベルズ EDGE)

空色勾玉 (トクマ・ノベルズ EDGE)