本日最終日の世界の大恐竜博
昨日、「世界の大恐竜博」に行ってきた。
思っていたほどの人ではなかったが、それでも盛況だ。
就学前の子ども連れが多かったようだ。
今回は複製化石が多かった。巨大恐竜なので、全身骨格が少ないためらしい。
メインのスーパーザウルス(全長33メートル)も、全身骨格は見つかっていない。
それにしても......
毎年でかけていると、恐竜が骨だけで区別できるようになるから恐ろしい。
マメンチザウルスやアロサウルスはかんたんにわかる。
もちろんティラノザウルスや角竜類についてはいうもおろかであろう。
ディプロドクスとアパトザウルスの違いがわかる自分が怖い!(冗談です、もちろん)
こういうところに来るのは、やっぱり「お父さん」の娯楽かな。
得々と子どもと嫁さんに恐竜について講釈する三十代のお父さんが多いのも、ほほえましくていい。
幸せな家族という構図だ。素敵である。
ただ残念ながら、今回のお土産グッズには恐竜フリークのハートに響くものがなかった。
このあたりは次回の課題としてもらいたい。(こんなところに書いても無駄だけど)
ところで今回の展示だが、人間工学的に考えられていて、とてもスムーズに見ることができた。
入り口は混み合っているが、これは見る方の問題だから仕方ない。
ざっとみるべき場所で、立ち止まってスナップ写真をとっているんじゃ、やりきれない。
ただ、この配置はどうも見覚えがある。
高所にしつらえてある展望台から眺めているうちに、はたっと気づいた。
これは「縁日」である。
夜祭りの見せ物小屋のコンセプトだ。
人間工学の行き着く先は「伝統」であった!