solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

所沢の恐竜をみてきた

セイスモサウルス

9月いっぱいで営業休止するユネスコ村・大恐竜館にいってきた。


ボートに乗って、精巧な恐竜ロボットを鑑賞するツアーが売り物だ。
中生代の夜の海は不気味で、なかなか面白い。


首長竜エラスモサウルスが水中から首をもたげ、左舷から獲物をくわえた海トカゲ・モササウルスが近寄ってくる。


闇のなかでライトアップするのが効果的だ。


化石や恐竜知識の学習コーナーもあるが、説明の人たちはなんか退屈そうだ。
居眠りしている係員もいるのがほほえましい。


縫いぐるみや恐竜グッズがあるショップ・コーナーも楽しい。


ただ、大人がリピーターになるのは難しい。
ターゲットがあくまでも子ども向けのアトラクションだから。


それでも恐竜好きな男の子たちは、フィギュアを両親にねだっている。
こどものおかげで恐竜の名前にやたらくわしくなった風の若いお母さんたちがいっぱいいた。


ところでユネスコ村は、日本のユネスコ加入を記念して作られた施設だそうだ。
世界各国の住宅をモデルとして建設していた。現在はもうない。


当時、東京の某私大では社会学研究のために、ここで共同生活する研究グループがいた。
親戚にそのプロジェクトを知っている人がいるので、そのうち聞いてみようと思う。


少子化で採算がとれなくなったせいだろうが、こういう施設がなくなるのは寂しい。


これが大恐竜館のシンボル、セイスモサウルス像(全長33メートル)
http://www.seibu-group.co.jp/rec/unesco/seisumo.html