画家・今井繁三郎
久しぶりに床屋に行った。
散髪はきらいだが、仕方ない。
年齢とともに、深まるそり込み−−無念だが、散髪は避けられない。
本日、新日曜美術館で画家・今井繁三郎の特集をみた。
児童画をめざした前衛画家というのがおもしろい。
すこしでも絵をかくとわかるが、児童画の線や色遣いは大人には不可能だ。
「子どもは天才」というより「子どもはエーリアン」としか思えない。
どうしたら、あの線と色彩を自分の芸術に取り入れるのか。
その不可能にいどんだ91歳の人生−−すごいと思う。
ぐぐってみたら、今日の放映を鶴岡市や山形県(出身地)がHPで
お知らせしている。郷土のほこり−−というところか。
山形は一度だけいったが、食べ物がおいしく、なかなか良いところだ。
厳しい風土のせいか、頑固に理想を追求するひとが出る。
今井繁三郎もそうしたひとりなのだろう。
http://www.nhk.or.jp/omoban/k/0219_6.html
「風土を背負って光る色〜色彩の画家 今井繁三郎」
新日曜美術館