solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

お墓が国庫という不思議。

始皇帝は自分の墓を、国庫に使用としたのだろうか。
それとも、死んでも国庫の貨幣をおのがものとしたかったのだろうか。

人間不信の権化、始皇帝のことだから、そんな気がしてならない。
子どもも信用しない男だから。
そのせいで大帝国を崩壊させたのだが……


日本の弥生時代にあたる「秦」が、中国史上でもっとも先進的な貨幣経済をおこなっていたという事実はすごい。
「宋」の時代のほうが、貨幣が浸透していたが、現代に通じる経済観念があるのは「秦」のころだったという逆説がある。


始皇帝という人は、中国人が世界でいちばんさえていた時代の傑物だ。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051020-00000116-jij-int
始皇帝陵から大量貨幣=秦代の「国家金庫」か−中国