solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

こちらも終わりまじか−古代エジプト展

雨の中、都立美術館の「ルーヴル美術館所蔵 古代エジプト展」に行ってきた。
最近エジプトづいていて、ヒエログリフともかるく戯れている。
もちろん−−すこしも読めない!(笑)


今回はどうしてもカバの像がみたくていってきた。


今回は意外なほど展示品の数が多かった。
しかも、雨にもかかわらずこんでいた。ガラス・ケースの前の列がなかなか進まないので閉口する。
こんでいるときの鑑賞方法をしらないお年寄りが、音声ガイドをじっくりきいて、ゆっくり掲示板の説明を読んでいるのだから仕方ない。
日本の民度向上のためだから、わかいものは我慢してつきあうべし。(^_^;


このあいだいった薬師寺の坊さん(自称33歳)の説法によると、70歳くらいからの人は戦後教育のひずみで教養を身につけずにお年寄りになった。

坊さんが例としてあげたのは、明治・大正生まれなら知っている日本建国の年さえわからない。
(もちろん、1868年でもないし、1946年でもない......)


台湾の人やドイツの人がしっていたそうだ。
(戦前の教育をうけた台湾の人ならわかるが、ドイツの人ってのはわからないな。なんなんだろう。)


日本書紀の創作だからまじめに覚える必要もないが、日本の建国は紀元前660年ということになっている。
つまんない話だが、いまの70代あたりで伝統文化継承の流れがぶちっときれた。お年寄りの常識と思うことを知らない。
(そのかわりロカビリーなんかを知っているのかな?)


だから豊かな国になった恩恵を享受している若い世代が、お年寄りをいたわるのは当然だ−−たとえ相手の態度が少々不作法であっても.....
(おっと、それは別の話だった!)


http://www.tobikan.jp/museum/egyptian.html
ルーヴル美術館所蔵 古代エジプト展」