solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

意外というか、やっぱりというか

昼間飲んだお酒がきいて、夜10時まで寝ていた。
起きてみると、自民大勝利、民主惨敗。


やはり−−という落胆は禁じ得ない。
問題は郵政民営化だけではなく、憲法改正外交問題、年金改革でもあった。


民主のか弱いビジョンはだめだろうけれど、小泉政権のやり方もだめなことは証明済みだったはず。


国民の審判なんて、こんなものか。
「民の声は神の声」というローマのことわざは、この国にはあてはらまらない。
大見得をきる大衆演劇によわいんだよね。


理屈じゃだめというなら、独裁者がいちばんいい。
演劇型の政治指導者(独裁者)にふりまわされる政治を古代ギリシアでは「僭主政治」という。「貴族政」と「民主政」の中間形態だ。


この国は、お上に指導される統制国家(国家社会主義)が解体する過程にあるから、コイズミみたいな「僭主」が勝つのはしかたないか......