solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

* こどもに謝っても

文化相が「ゆとり教育」の非をこどもに謝罪したとか。
訪問先の中学生から「自分たちの学年だけ、教育レベルに差をつけられた」
「塾でよけいに勉強しなければならなくなった」といわれたかららしい。


ところが、訪問先の先生のほうは「ゆとり教育」は必要と文化相に文句をつける。
さすがに「サンドイッチを作る」「USJを体験」「映画をみる」「パソコンで生徒に暑中見舞いを書く」という研修レポートを書く職業の人たちは違う。
中学生よりも社会性がないというか、人生をなめているというか。
−−こんなのは一部の先生だけだと思いたいですが.....


けっきょく「総合学習」を実行するちからのない人たちには、「ゆとり教育」は荷が重すぎた。
人間力が必要なのは、生徒以上に教諭だろうけれど、職業として教師をやってきた人たちでは今からそれを身につけることは難しいでしょうね。


給与面や休暇から考えると、教師はサラリーマンに比べてかなり優遇されているそうです。
40歳で47万円くらいだから、かなりの高給取りといえる。しかも夏休みもある。


給料に見合った働きがない−−と思うほかありません。


公立学校の教師は信用できないから、子供の教育レベルは親の経済負担できまる。
自己責任の時代なんですね。