マラッカ海峡の海賊は、数年前からかなり気になる存在だったけれど、ついにというか、やはりというべきか、ついに拉致事件が起きました。
「漁民を装った」という報道には疑問があります。
装ったじゃのではなく、漁民が「海賊」を兼業しているのではないかと。
そんな報道もあるようです。
海賊は、近代国家の成長とともに姿を消しました。
その一部は「海軍」という軍隊に吸収された。先進国の軍事力が増大するにつれて
消えるのが当然でした。
それが冷戦構造がなくなり、地域紛争の時代になったことで復活した。
近代の終焉は、こんなかたちでも現れているようです。