solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

* 学力!

子どもの世界まで、日本は衰退している!
−−という危機感がありますね。
1977年から続けてきた文部省(文部科学省)の戦略の誤りであることは歴然だけど、
まあ認めるのはいやでしょうから、とりつくろうのが大変だ。
教師の質は落ちているし、学習意欲もなだれ式に下降。
このままどうなる−−というのが、誰にもわかる構図。


根底には、やっぱり「どんな人生がいいのか」という哲学がないことがあるように思えます。
哲学(人生観)が親にないから、子どもは呆然としている。
あるいは何も考えないで、いやいや何かをこなしている。
人間はどうぶつじゃないから、目的論(哲学)がないとなんにもできない。


日本に足りないのは、「幸せとは何か」をじっくり考え続ける「性根」ですね。
この「性根」というものを、第二次世界大戦の敗戦からずっと、日本人はなくし続けてきた−−
問題の根幹はそこにあるんじゃないだろうか。