solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

* 四枚羽の鳥と中国の古代鳥発見ラッシュ

中国で、後ろ足に翼がある古代鳥が発見。

今年の恐竜博で後ろ足に翼のある恐竜ミクロラプトル・グイ(http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5218/mikuroraputoru.html)、
http://www.kyoryu.jp/highlight02_02.html
の復元像を見たけれど、これがいた白亜紀前記にすでに
四枚の翼がある鳥がいた!

ジュラ紀にいた始祖鳥よりは進化している鳥類だそうです。
始祖鳥が現代の鳥類の先祖ではないことはすでに定説ですが。

それにつづいて、この鳥と同じ種類(絶滅鳥類「エナンティオルニス」)のふか前のひなの化石が
発見されたというニュースが今日ありました。

http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20041022k0000m040155000c.html

なんでも、恐竜と同じ「早成性」というタイプで、「後成性」という現代の鳥類とはちがう。
「早成性」はふかしたとたんに自活できるけれど、「早成性」は親の世話が必要。
恐竜と同じ性質をもっていたということは、鳥類=恐竜子孫説の強力な証拠になる。


ミクロラプトル・グイも、四枚翼の鳥も、このひなの化石も発見場所は、中国遼寧省
いまや中国遼寧省は、恐竜ファン注目の場所となっています。