solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

鍛錬を考える

藤井聡太六冠と渡辺明現名人は将棋の取り組みが対象的だ。

多趣味で、将棋だけに限定しない現名人と、コンピュータ将棋を中心に研究する六冠。

 

宮本武蔵はあれこれ武器を習得するとどれも身につかないから、ひとつに絞れという。

六冠はこちらだろうか。

 

ただ私としては、多趣味でいろいろ興味を持ちながら、将棋を考える現名人の方法が好きだ。一つに絞って突破点を見つけられるのは才能である。

才能があれば良いが、なければいろいろ試すしかない。

多趣味というのは、発想をひろげる戦略だ。

一点突破が難しいから搦め手でいく。

それでなんとかかんとかやっていければ、良いのではないかと思う。