solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

国家情報院の徐薫院長

産経ニュースから引用
2017.5.29 05:55

 

情報機関、国家情報院の徐薫(ソ・フン、서훈,1954年12月6日 - )院長

以下、記事から引用。

「徐氏を知る関係筋はその人物について、「彼は金大中盧武鉉時代を通じて国情院内の対北戦略局で北との交渉を担当し、大統領府にも出向した。上部の意図を忠実に実行する官吏だ」と述べた。

韓国の情報機関は、朴正煕時代に韓国中央情報部(KCIA)として創設された。
韓国に潜入した北朝鮮工作員を摘発し、国内の反政府運動を押さえ込み、情報収集には非合法な手段も使われた。

その後、金大中政権は情報機関の改編を断行し、名称も国家情報院に改めた。同政権が対北融和政策「太陽政策」を掲げていたこともあり、北朝鮮を刺激する情報収集活動を大幅に縮小。国情院の主目的も危機管理と安全保障に変更したため、職員の中にはクビになる者もいた。韓国情報機関はこのとき北朝鮮に対抗する機関から、北朝鮮と交渉する機関に変貌した。


関係者は「今後、北朝鮮からの高官亡命はなくなるだろう」と指摘する。保守政権下に国情院はさまざまなルートで北朝鮮高官の亡命を世界中で誘導、援助してきた。こうした誘導による亡命を“企画亡命”などと呼んできた。だが、今後は「事前にこうした情報が北朝鮮に流れる恐れがある」(同)というわけだ。」

以上