solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

関白秀次の町、近江八幡

先週もなにやら忙しく過ごす。
心を亡くすと書いて「忙しい」。


自分にぴったりだ。


ところで、このあいだ安土城に行った翌日と翌々日は、近江八幡と長浜に行った。


近江八幡近江商人発祥の地だ。
ここを築いたのは、秀吉の甥、関白秀次。
この町では、秀次は郷土の偉人だ。
博物館でも「秀次公」として事績が紹介されている。
敬愛の念をつよく感じた。


近江八幡では、八幡堀を歩いて、菩提寺村雲御所瑞龍寺に行く。
菩提寺には、2、3メートルくらいの秀次像が安置されている。市内に設置されている銅像の原型という説明があった。
こうした像があるだけでも、地元の人の秀次に対する愛情は深いと思う。

信長本、秀吉本だけを読んでいるのでは、歴史の機微はわからない。



ロープウェーで登った瑞龍寺からは、西湖と近江八幡の水郷がみえた。
瑞龍寺に着いてからにわか雨に遭う。
寺を見学し終わった頃に、雨がやんだ。


時間がなくて、船で水郷巡りできなかったのが心残りだった。
一日二回。10時と15時または15時30分(別会社)しか出発しない。
予定をちゃんと決めていないと、乗船できないので要注意。


その後、京都に行って多幸金でおでんを食す。
http://r.gnavi.co.jp/k363400/
この写真に写っているご主人と息子さん、それにおかみさんとさしむかいという豪華な食事になった。


京都風のおでんは初めてだが美味しい。
豆腐に山椒をかけるのが珍しい。
鮒寿司をはじめて食べたが、癖のない鮒寿司初心者にも食べやすい美味しいものだった。
くさやみたいかなと心配だったが、チーズみたいな味で日本酒によくあう。


ご主人が歴史好きで、いろいろお話を聞かせていただいた。
やはり京都の人はよく知っているなと感心する。
実際に住んでいる人の話は面白い。


前日は安土山を登り降りするハードな旅だったが、この日は八幡堀を歩き回っただけ少々運動不足気味。
用事があって半日だけの観光だったからこれも仕方ない。


<補足>
読書日記更新しました。久しぶりです。こちらもよろしく!
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