solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

ヒクソスの首都確認

Yahooニュースから!


エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長は20日、首都カイロ北東のナイル川下流域の町テルエルダバア付近で、古代エジプトの異民族王朝ヒクソスの首都アバリスとみられる都市跡を確認したと発表した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100621-00000021-jij-int


クリスチャン・ジャックの「闇の帝国―自由の王妃アアヘテプ物語」三部作を思い出すなあ。
夫、セケエンラー・タア2世、二人の息子カーメス、イアフメス1世とともに、宿敵ヒクソスを滅ぼした美貌の王妃アアヘテプ!


滅亡したエジプトの王女が、エジプト王国再興(第18王朝)をはたす歴史ロマン。
本職のエジプト考古学クリスチャン・ジャックが、深い学識と奔放なロマンを駆使して描いた一大傑作だった。


でも、現在は角川文庫も絶版。
もったいない話だ。


この作品を読んで、ヒクソスの首都アバリスに小説作品としてはじめてお目にかかった!


歴史ファンには嬉しいニュースだ。
アバリスは、やっぱりあったんだ!(笑)