solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

伊福部音楽と怪獣総進撃

香山滋ゴジラ」、福島正美「マタンゴ」を収録した『怪獣総進撃』(出版芸術社)がアマゾンから届く。
ごくわずかだが、映画スチールがなんとも嬉しい。
まだ若い水野久美がかわいい。


セルビデオとDVDには未収録の「獣人雪男」(香山滋)が小説としては面白かった。
ゴジラはシナリオのみ。)
ただ、このストーリーだと、DVD化はむずかしい。
差別問題と微妙にからみそうだ。


ところで「獣人雪男」には河内桃子と根岸明美が出演。
河内桃子のアイドル(当時は今とは違った意味だけど)時代はかすかに覚えていたが、根岸明美東宝怪獣映画での役割をすっかり忘れていた。


この人は、この手の映画ではセクシーシーン担当で、やたら薄着だったり、文明が未発達なせいで布が買えずに、肌をかくすことができない役柄が多かった。


「獣人雪男」でも文明社会と隔絶した山の部落の娘だから、冬山でももんぺ風の半袖・ショートパンツ姿。胸の谷間はなぜか丸見え。
しかも、雪男の注意をひきつけるために、ラスト間近でいきなりトップレスになるという、大活躍だ。


日劇ダンシングチームに所属後に、167センチという当時としては大柄で魅惑的なプロポーションを買われて映画界入りしたそうだ。


「宙-伊福部昭 SF交響ファンタジー」というCDも購入。
これは、83年に「SF特撮映画音楽の夕べ」という催しのために作曲された。


SF交響ファンタジーNo.1〜No.3は、おなじみの怪獣音楽のテーマで構成されている。
ファンは音をきいただけで、昭和怪獣ワールドへトリップできる。
おすすめだ。