ココロの時代
嫌いながら購読している朝日新聞の土曜日版で、村上春樹の「ノルウェーの森」を特集。
記者が読み取ったキーワードは精神病だ。
ココロを病む人は意外に身近にいる。
プライベートなので、会社の同僚にも知らされないケースがほとんど。
救急車で運ばれていく姿をみて、「じつは」とあかされる。
そういえば、アトピーらしい二十代の姿を男女とわず、よくみかける。
これも文明病か。
環境ホルモンだの食品添加物、大気汚染のせいだと信じている。
個人ではどうしようもない環境の悪化が、ココロとカラダを襲っている。
ココロもカラダも自分ではどうすることもできない時代。
諦念をこえた「ゆだね」(造語だけど......)がなければ生きてゆけない。