solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

* 本来のサンタ

「赤と白の服を着た太めのサンタのイメージは、1930―40年代に米コカ・コーラ社が宣伝に起用し、世界各地で定着したといわれる。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041224-00000009-kyodo-soci

これは定説になりつつありますね。
サンタクロース研究家(!)で、これに異論のある人はまずいないと思います。
ところで、yahooのニュースでは、ドイツのフランクフルトでアメリカ産のサンタクロース禁止令というステッカーを配る宗教団体が現れたとか。
カトリックでは、12月6日が聖ニコラウスの日なんですよ。
(ただしプロテスタントでは、その日プレゼントを配るのは、クリスト・キントという妖精です。)


サンタ・クロースのオリジナルとされる聖ニコラウスのイメージに、原点回帰しようとしているらしいですね。
サンタ・クロースの格好は、アメリカに移民したドイツ系移民がかの地で発展させていったようです。その想像力の集大成が、上記の米コカ・コーラのイメージです。
別にコカ・コーラが決めたわけではないんですけどね。
ドラゴニアの「クリスマス小百科」にちょろりと書いています。
http://www32.ocn.ne.jp/~thkudo/page/chrst.htm