* やはり
人質の日本人はついに......
こうなる覚悟があったかどうかは、ついに分からないことですが、
死はいつも目前にある。
ひとはどう評価するか、わからないけれど、
「よくやった」と言ってあげたい。
平和とか、人権とか、そういうのじゃなくて、ボーダーらしく生きたかれを
そうほめてあげたい。
怒り、無念、恨み。
そうしたものは砂漠の風に吹き散らして、安らかに眠ってほしい。
若者の死を政治にするのは、あちら側の人間のやること。
こちら側は、そんなことはしない。
安らかに.......