solon’s blog

英日日英、中日日中の翻訳業。外国語トレーニングを中心に書いています。

* 判定

人間が審判しているとはいえ、どうもあと味がよくないオリンピック。
レスリング(グレコ・ローマン)の判定といい、国の機関ぐるみでドーピングしている
可能性があるとまでいわれるハンガリーの投擲競技。


いくらがんばっても、ロシアに及ばない日本のシンクロの判定もヘンといえる。
しかし西洋の美意識で生まれた芸術的競技に、東洋の美意識でいどむのは「文明の戦争」といっていい。
審判が差をつけたって気にすることはない。
かれらに芸術の多様性が理解できるとは、とっても思えないので。


グローバルという「あやしさ」に屈せず、挑戦をつづける日本のシンクロナイズド・スイミングはえらい!
金メダルなんて、この挑戦の値打ちを考えればどうってことない。
これもひとつの「文明」の戦いなんです。
銃やミサイルとは比べ物にならない大きな意味ある戦いです。