* 本屋と出版業界
青山といえば、書評誌や書評家がかならずとりあげた青山ブックセンターが破産してから
一ヶ月ほどすぎた昨日、9月29日に旧店舗での営業再開が発表されました。
おしゃれな高感度カタカナ人種御用達の書店だったので、レトロな武闘派読書家にはあまり関係ない話題ではありますが、出版業界では大きなニュースらしい。
とはいえ、最近この書店での売れ行きが必ずしも本の人気のバロメーターになっていないという指摘もあるそうです。
マスの時代じゃないのに、過去の手法にこだわる出版業界の手詰まり−−というところですね。
こんな時代だから、だいじなのは志のある執筆者と出版社を自分の目で探して、支持すること。
数字だけのデータは、かえってじゃまです。
本屋の店員さんがおすすめ本を店頭で紹介するこころみのほうが、もっと有効です。